「過去形」の否定文を、一発マスター! | 中学生の「英語」のコツ

教科ごとの勉強法

「過去形」の否定文は、どうすれば…?

 
中学生から、こんなご質問をいただきました。

過去形の否定文は、

 “ didn't ” を使うのですね?」



その通り、正解です!

「一般動詞」の否定文なら、

過去形では “ didn't ” を使います。


すぐに分かる方法を、

今からお見せしましょう。


読めば“お得”なレッスンです。

さあ、成績アップへ、行きますよ!


■「be 動詞」の否定文なら…

最初に、大事なお話です

あなたの疑問が、

「be 動詞」の否定文 (過去形)

のことであれば、

こちらのページで解説したので、

ぜひご覧ください。

“なるほど!”と、一発解決でしょう。


つまり――

「be 動詞」の話は終わったので、

このページでは、

「一般動詞」の否定文 (過去形)

を解説します。


英語のポイントを、ズバッと示しますよ。

ついて来てくださいね!



■準備体操が大切!

“えっ? 一般動詞って何ですか”

“過去形って、何のこと?”

と驚いた中学生はいませんか。

でも、そんな皆さんは、

こちらのページをまだ読んでいませんね?


“動き”を表すのが「一般動詞」

「be 動詞」との違い


大事な初級英語のコツを、

しっかり解説しています。


もう1つのページでは、さらに、

過去形とは何か (日本語版)

を説明しました。


大きく差がつく「過去形」について、

根本を説明し、中1英語のコツ
示しています。


読んだあとに戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ!”

と実感がわくでしょう。


(ネット検索で、

 途中から読み始めた中学生も
 いると思います。


 大事なページは、リンクを貼って
 読めるようにしておきますね。

 英語のコツは、基礎から順に
 積み上げることです。


 一歩ずつ、実力アップできますよ!)



「一般動詞」の否定文 (過去形)

では、準備のできた中学生に向けて、

本題へと進みましょう。


結論から言えば、

・動詞の前に「 didn't 」をつける

 ⇒ 過去形の否定文になる


これがシンプルなルールです。

「 didn't 」を使うことが、

大事なコツと言えますね。


“現在形のときと似ているぞ!”

と思った皆さん、その通りです。


こちらのページで学習したように、

現在形のときは、

「 don't 」を使う

ことで、「否定文」になりましたね。


過去形のときは、

「 didn't 」を使う

というシンプルな違いです。


では、例文を見てみましょう。


<大事な例文>

・I played soccer yesterday. 私は昨日、サッカーをしました。

      ↓ 否定文に…

・I didn't play soccer yesterday. 私は昨日、サッカーをしませんでした。


いかがでしょう。

ぜんぜん難しくないですね!

成績アップは、「すぐそこ」です。



<ひとこと>

例文を見て、こう感じましたか?

「元の文は played なのに、

 否定文は “ ed ” が外れて、 play でしたよ。

 なぜなんでしょうか…?」


すばらしい、よく見ていますね!


こちらのページで説明した、

◇否定文では、動詞は原形を使う

というルールです。

「原形」とは、s などがつかない「元の形」


3人称なら “ s ” をつけ、

過去形なら “ ed ” をつけるのですが、

「否定文」なら、原形に戻るのです。


“ s ”doesn't の中に

 “ ed ”didn't の中に

 吸い込まれてしまうからですね。)


「分かったぞ!」

うなずいた人も多いでしょう。

そうです、「実力アップ中」ですね。



■テスト問題に挑戦!

以下は、よくあるテスト問題です。

------------------------------------

次の英文を、否定文にしなさい。

(1)I played tennis yesterday.

(2)He studied English last week.

(3)She lived in Tokyo three years ago.

(4)I made dinner last night.

------------------------------------

では、解いていきましょう。


(1)

・I played tennis yesterday. 私は昨日、テニスをしました。

     ↓ 否定文に…

・I didn't play tennis yesterday. (答)

 (私は昨日、テニスをしませんでした。)


納得ですね!

◇ 「 didn't 」を使う

 ⇒ played の “ ed ” は外れる


これで、否定文が作れます。


(2)

・He studied English last week. 彼は先週、英語を勉強しました。

     ↓ 否定文に…

・He didn't study English last week. (答)

 (彼は先週、英語を勉強しませんでした。)


ポイントは、

studied を study にすることですね!


“ ed ” はもちろん外しますが、

それだけでは「原形」になりません。

y で終わる、study が元のスペリングですね。


「基礎」を重ねる中で、

1問1問のコツが見えますよ!



(3)

・She lived in Tokyo three years ago.

 (彼女は3年前、東京に住んでいました。)

     ↓ 否定文に…

・She didn't live in Tokyo three years ago. (答)

 (彼女は3年前、東京には住んでいませんでした。)


もう慣れてきましたね!

「 didn't 」を使う

 ⇒ “ ed ” は外れる

 ⇒ live が原形になる


「否定文」は、この手順。


では、仕上げの(4)です。

・I made dinner last night. 私は昨夜、夕食を作りました。

     ↓ 否定文に…

・I didn't make dinner last night. (答)

 (私は昨夜、夕食を作りませんでした。)


「あれっ?」

と思った中学生はいませんか。

そう、基礎はどんどんつながります!


こちらのページで学習した、

◇ make は「不規則変化」

 ⇒ 過去形は made となる

というものです。


“そうだ! 思い出したぞ!”

よい反応ですね。

英語には「納得」が大事ですよ。


否定文では、

動詞を「原形」に戻すので、

made を make に戻します

これで正しい文になりますね!



「よしっ!」

という声がたくさん聞こえました。

「過去形」の否定文 (一般動詞)

を、理解したのですね。


もちろん、「冒険」はまだまだ続きます。

“英語を使いこなす未来”へ――

さあ、出発の時間です!
 

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