決定版！「疑問文」の答え方（一般動詞２）

「疑問文の答え方」、どうすべき…？（一般動詞２）

　
中学生から、こんなご質問をいただきました。

「一般動詞の疑問文に答えるとき、

　Yes、No のあとには、

　代名詞を使えばよいのですか？」

その通り、正解です。

とても良い質問ですね！

結論から言うと、

「一般動詞」の疑問文は、

・Yes, I do.

・Yes, they do.

・Yes, he does.　のように、

代名詞を使って答えます。

「答え方」に法則があるわけですね。

得点に差がつく、
重要ポイントですよ。

しっかり解説しますね。

さあ、成績アップへ、行きますよ！

■まずは準備体操を！

“えっ？　一般動詞って何？”

と驚いている中学生はいませんか。

でも、そんな皆さんは、

こちらのページをまだ読んでいませんね？

◇「一般動詞」と「be 動詞」の違い

大事な初級英語のコツを、

しっかり解説しています。

もう１つのページでは、さらに、

◇「一般動詞」の疑問文

　⇒ do か does で答える　（基礎編）

を説明しました。

大きく差がつく「疑問文」について、

根本を説明し、中１英語のコツを
示しています。

読んだあとに戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ！”

と実感がわくでしょう。

（ネット検索で、

　途中から読み始めた中学生も
　いると思います。

　大事なページは、リンクを貼って
　読めるようにしておきますね。

　英語のコツは、基礎から順に
　積み上げることです。

　一歩ずつ、実力アップできますよ！）

…

■「フルネーム」の繰り返しは不要

では、準備のできた中学生に向けて、

本題へと進みましょう。

疑問文に答えるときは、

he や she といった

「代名詞」をどんどん使うべきです。

たとえば、こんなやり取りですね。

・Does Johnny Depp speak English?

　（ジョニー・デップは、英語を話しますか）

⇒ Yes, he does.

代名詞を使えば、

「ジョニー・デップ」というフルネームを、

he （彼）の１語に縮められます。

スッキリして言いやすいですね。

これが答え方のコツです。

こちらのページで、すでに述べましたが、

「徳川家康」や「野口英世」

「樋口一葉」といったフルネームを、

繰り返せばくどくなります。

he や she を使い、短くしましょう。

“もの” であれば、

◇２回目から it （それ）にできる

ことも、同じページで解説しました。

ですから、こんなやり取りも普通です。

・Does the movie start at 7?

　（その映画は、７時に始まりますか）

⇒ Yes, it does.

こんな答え方になります。

he, she, it の「代名詞」を使うコツ、

見えましたね！

…

■人数が増えても大丈夫！

人数が増えて、２人以上になったら、

◇ they (彼ら）

を使えば大丈夫です。

they は男女どちらにも使えます。

・Do Kumi and Ken play tennis?

　（クミとケンは、テニスをしますか）

⇒ Yes, they do.

これがシンプルな答え方です。

２人以上のときは、

代名詞 they が便利ですね。

こちらのページで、

Kumi and Ken を何度も繰り返すと
くどくなることを、

詳しく解説しています。

they が苦手な人は、
ぜひチェックしてくださいね。

コツが見えてきますよ！

…

■理解度をチェック！

では 「答え方」を練習しましょう。

Yes, No の両方で、

すぐ答えられるよう、
何度も練習してくださいね！

（１）Do Tom and Ken play soccer?　（トムとケンは、サッカーをしますか）

⇒ Yes, they do.　はい、します。

⇒ No, they don't.　いいえ、しません。

人数が２人なので、they を使いましょう。

（２）Do you and Judy speak English?　（あなたとジュディーは、英語を話しますか）

⇒ Yes, we do.　はい、話します。

⇒ No, we don't.　いいえ、話しません。

“ we ”（私たち）を使う基準は、

こちらのページで、すでに学びましたね。

（they の説明の下をご覧ください。）

（３）Does your father drink coffee?　（あなたのお父さんは、コーヒーを飲みますか）

⇒ Yes, he does.　はい、飲みます。

⇒ No, he doesn't.　いいえ、飲みません。

男性なので、he を使いましょう。

（４）Does Ms. Sato eat sushi?　（佐藤さんは、寿司を食べますか）

⇒ Yes, she does.　はい、食べます。

⇒ No, she doesn't.　いいえ、食べません。

女性には、she を使いましょう。

Ms. ［ミズ］は、女性の敬称（～さん）ですね。

（５）Does the meeting start at 10?　（会議は、１０時に始まりますか）

⇒ Yes, it does.　はい、始まります。

⇒ No, it doesn't.　いいえ、始まりません。

「もの」に対しては、“それ” (it) を使います。

もうコツがばっちりですね！

…

「よしっ！」

という声がたくさん聞こえました。

◇疑問文の答え方（一般動詞）

が分かったんですね。

もちろん、「冒険」はまだまだ続きます。

“英語を使いこなす未来”へ――

さあ、出発の時間です！
　