中学生が、「偏差値」をグングン上げる勉強法

使えるテクニック

偏差値を上げる勉強法はありますか?

 
中学生の親御さんから、こんなご相談を頂きました。

偏差値を上げる勉強法って、ありますか?」

はい、もちろん偏差値を上げる方法は「あります」。

お子さんの状況別に、
方法を以下にまとめました。

ぜひご利用ください。


■現在の成績が、「学年平均よりも下」の場合

学年の平均点が「偏差値50」ですので、

現在のお子さんの成績が、
「学年平均よりも下」であれば、

偏差値は30台~40台となります。


5科目が全体的に苦手なら、

お勧めは「社会」から始めることです。

以下の方法を使えば、

「社会」の偏差値が
50~55まで上昇しますので、


ぜひお試しください。


“学校配布の問題集”を徹底的に繰り返す

「社会」では、

学校の「定期テスト」の問題は、
ほとんど予想できます。


なぜなら、“学校配布の問題集”か、
市販の“定期テスト用ワーク”から、

ほぼそのまま出るからです。

スラスラできるまで
何度も繰り返せば、


「定期テスト」で高得点が取れます。


しかも、「社会」という科目は、

「模試」や「入試本番」の問題も、
「定期テスト」とあまり変わりません。


ですから、

この方法で高校入試までずっと、
偏差値50~55をキープできるので、

ぜひ実行してほしいと思います。


また、「理科」についても、

“暗記分野”は、「社会」と同じ方法で
偏差値50~55が取れるので、


試してみてください。

(理科の“計算分野”については、

 以下の「数学の学習法」をご参照ください。)


◇数学は、“理解した上で”繰り返し練習を

数学についても、

「学校配布の問題集」か、
市販の「定期テスト用ワーク」が有効です。


スラスラできるまで繰り返せば、

こちらも高校入試まで、
偏差値50~55をキープできますが、

ここでひとつ、大切なことをお伝えします。

「数学」では、

ワークの問題とテストの問題で、
“数字が変わる”ことがよくあり、

たとえば、「答えは 10 cmです!」などと、

答え(数字)を暗記しても
テストの点数にはならない


ということです。


つまり、数学は、

答えを覚えるのではなく、
「解き方」を覚える必要があり、

しかも、解き方というのは、

まず理解(納得)しなくては、
覚えることもできないものです。



ですから、もしお子さんが、

「学校ワーク」を一人では解けないなら、

専門家が手助けする必要がありますので、

偏差値30台~40台の
生徒さんの成績を伸ばしたい場合、

家庭教師か個別指導を検討するのが、
もっとも効率がよいと思います。


ただし、教師に丸投げする
(= 習う日しか、練習しない)のではなく、

説明を受け、“納得”した問題については、

スラスラできるようになるまで、
何度も何度も練習してください。



こうして解ける問題を増やし、

「学校ワーク」の大半ができるようになれば、
偏差値は55まで上がるでしょう。

(「理科」の“計算問題”についても、

 「数学」とまったく同じですので、
 ぜひ参考にしてください。)


◇「英語」は、“単語ノート”を作成した上で、問題集を

高校入試の「英語」は、

その大半が読解問題です。

単語が分からない状態では、
文章はまったく読めず、

入試の「英語」は解けなくなって
しまいます。

でも、そんな心配を解消してくれるのが
「単語ノート」です。


作り方については、
こちらの記事に記載したので、ご参照ください。


単語をしっかり習得すれば、

「英語」はかなり簡単に感じられます。

“学校ワーク”も
自分で使えるようになるので、


これを繰り返すことで
「定期テスト」も成績アップし、

偏差値は50~55まで上昇するでしょう。


ただし、単語が習得できても、

“文法が苦手”なせいで
問題集が解けなかったり、


長文が読めなかったりするようなら、

数学と同じく、家庭教師や個別指導
検討しましょう。

(“納得”しないと覚えられないのが、
 「英語」と「数学」の特徴です。)


そして、教師をつける場合も、

教師に丸投げせずに、

“納得”した箇所は
繰り返し練習してください。



「国語」が多少苦手でも、

以上の方法で、総合偏差値は
50を超えてきますので、

「社会」⇒「理科」⇒「数学」⇒「英語」

の順に、がんばりましょう。

(「国語の学習法」については、
 こちらのページに記載しました。

 もしよろしければご覧ください。)


■「学年平均よりも上」なら、“模試対策”をすべき

学年平均よりも上のかたは、
すでに偏差値が「50以上」あります。

あとは将来との関わりですが、

大学に進学したい場合は「55以上」
有名私立大学なら「60以上」


また、国公立大学なら「65以上」

東大・京大など、最高レベルを
志望するなら「70以上」が、

それぞれ必要となることを意識しましょう。


目標に合わせて実力を高め、

「模試」でも結果を出すことが大切です。

“模試対策”については、
こちらの記事にまとめておきました。

意識の高い皆さんは、
あわせて読んでみてくださいね。
 

合わせて読みたい!成績アップにつながるオススメページ
偏差値アップに必要な具体的な“社会の勉強法”はコチラです。
偏差値アップに必要な具体的な“数学の勉強法”はコチラです。
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