塾の「合格者数」、どう受け止めますか | 中学生、「成績アップ」のコツ

塾の「合格者数」。その意味するものは…？

　
・ナントカ高校　１２０名
・カントカ高校　１０８名

中学生と親御さんに向けて、

こんな「合格者数」の貼り出しが
あちこちで見られます。

ただ、それが塾の掲示である場合、

利用者側としては、

受け取り方に、工夫が必要ですね。

（ウソが書かれているという
　意味ではないんです。

　そうではなくて、

　合格者数のみでは、

　・何割の中学生が受かったか

　・あなたのお子さんが受かる確率

　の答えには、なっていないと…。）

成績アップを本気で考えるなら、

こうした点を見据えることが、
大切になるでしょう。

貼り出された合格者数は、

「うちの塾に入れば、成績を上げますよ」

そんなアピール（宣伝）ではあります。

でも、そういう集団塾――

特に「有名校 ●●名」を掲げる塾は、

誰をターゲットにしているかを、

考えてみることも大切です。

結論から言えば、

ターゲットは“上位層”なのです。

つまり、初めからできる子。

これを受け止めながら、

お子さんに「本当に合う方法」を
探す視点も大切です。

■ありがちな低迷パターン…

有名校にたくさん受かる塾は、

基本的に、上位に合わせて授業します。

集団塾である以上、

「全員」を伸ばすのは難しいという
宿命は残りがちです。

（クラスに20人の生徒がいれば、

　「主に誰に向けて」授業するかを

　教師は決めないといけません。）

合格者掲示は、塾の「看板」ですから、

最も力を入れているのは、

「その高校に受かるレベルの生徒」。

予定通り合格者が出れば、

その人数が、翌年の生徒募集に
使えるわけですね。

いっぽうで――

“ターゲット”から外れてしまった
生徒たちの、その後は…。

これが、多くの皆さんの
知りたいことではないでしょうか。

そうなんです。

塾の授業が、お子さんの求める
レベルに合っていない場合、

お子さんは、

塾の授業が全然わからず、
自信をなくしてしまうのです…。

（もう自分なんてダメだ、
　楽しい人生は送れない…と

　人生観自体が暗くなることも。）

そんな現状がありますから、

「塾へ行っても成績が上がらない…」と
嘆く中学生は、たくさんいます。

でも、誰かが悪いというより、

“レベルに合っていない”のが
原因であるケースは多いです。

私はそれをすごく勿体ないと思い、

中学生の「成績アップ」を語る、
この無料サイトを作りました。

コツをたくさん、書いていこうと思います。

塾をお探しの場合は、

先生が、本当にしっかり見てくれるか、
細かい確認が大切です。

“レベルに合っているかどうか”

という視点も、忘れないでくださいね。

…

■お子さんの「未来」のために

このサイトでは、

◇ご家庭でもできる学習法

◇塾と組み合わせる場合のポイント

◇各科目をグングン上げるコツ

を具体的に語っています。

塾を使うなと言いたいのではなく、

丸投げせずに、しっかりと考えることが、

お子さんをグングン伸ばすという
本質を語るためのサイトです。

成績アップのコツを、
どんどん公開していきます。

塾の貼り出す「合格者数」だけで、

全てを判断し、丸投げするのではなく、

お子さんの苦手分野を、

いつ、どこで、どんな風に
練習すれば克服しやすいのか、

お願いするならば、誰がベストなのか、
じっくりと考えていきましょう。

（そして、プロにお願いする場合でも、

　どこまでは自分でできるのか、

　そこをしっかり見極めれば、
　お子さんの未来はグッと開けます。）

情報を得て、しっかり考えること。

突き詰めれば
これ以上のコツはなく、

これが子育てと成績アップの
究極の極意だと思います。

どんどん更新しますので、

ぜひ一緒に頑張っていきましょう！
　　